【必見】新築工事ってどのくらい期間かかるの?工程をご紹介

家を建てたいと検討している方は、家が建つのはどんな流れでできるのか?どのくらいの期間がかかるのか?気になる方も多いはずです。

今日は新築住宅の着工から完工までの工事の流れ、工程をご紹介します

 

家を建てるにはまず希望の土地を見つけて建築許可を取る必要があります。

それから建物のプランを決定し、資金計画が整ったら着工準備となります。

1 地盤調査 (所要目安日数 1日)

新築を建てる時、最初に行われるのが地盤調査です。一般的な木造家屋を建築するのには、地面におよそ60tの圧力がかかるといわれています。盛り土で成形された区画の土地などは地盤が弱い可能性があるため、建物を建てる前に地盤の強度を確認する「地盤調査」を行います。

地鎮祭とは、建築工事が無事に終わりますようにと神主に祈願してもらう儀式です。同時に、完工後もその土地、家で暮らす家族の安心や繁栄も願います。地鎮祭を行うタイミングは、地盤調査の後に行われることが多いようですが、場合によっては先に地盤調査を行うこともあります。地鎮祭には、神主、施主、ハウスメーカーや施工会社の担当者も立ち会い行われます。

地盤調査の結果、地盤が弱いという調査結果となった場合には地盤改良工事をします。地盤改良工事にはいくつか方法があり、必要な強度・予算によって、最終的に施主が決定します。

4 丁張り・仮設工事 (所要目安日数 2~3日)

「丁張り」(遣り方)は、建物を建築する際に基礎高さの目印として用いるもので、木杭を地中に埋込み水平の板を取り付け設置します。張り巡らされた杭・板は、これから始まる基礎工事の基準となるものです。その後、縄やビニールひもを使って建物の形を地面に建物の位置を示す「地縄張り」を行い、地縄張り・丁張りの周辺に仮囲いや仮設トイレ設置などの仮設工事を行います。

基礎工事は、根切り・地業・防湿シート張り・捨てコンクリート・配筋工事・コンクリート打設の順に進めます。また基礎工事は『布基礎工法』と『べた基礎工法』と呼ばれる2つが代表的ですが、耐震強度の高い「べた基礎工法」が多く採用されています。

基礎工事の際、木造住宅では、床下の底盤と立ち上がり部分の二度に分け生コンクリートを打設します。正確に施された配筋の周りに型枠を設置し、コンクリートミキサー車から生コンクリートを流し込んでいきます。このときに、基礎コンクリートと木の柱をつなぐ「アンカーボルト」をコンクリートに設置します。雨に当たらないように養生し、1週間ほどしっかりと乾燥させたら、型枠を外します。

また基礎完成後に、建物内外部の給排水管の配管工事を行います。配管工事は、建物の水回り設備に供給する水道管や、そこから出る排水を排出する排水管を前面道路に設置された公共の水道本管や下水道本管と連結する工事です。内部の配管は床下を通ることになりますので、正確に行うためにも、土台や床板が入る前のこの段階で行うのが効率的です。

いよいよ木材を搬入し、大工さんによる土台敷きという工程に移ります。近年では、多くの場合工場でプレカットされた木材を現場へ運び込んで組み立てられます。コンクリート立ち上がりの基礎部分と土台の木材の間にパッキンを挟み、アンカーボルトを利用して土台の木材をしっかりと設置していきます。同時に防シロアリ処理も行います。

建方工事とは、クレーン車などを使って土台の上に柱を立ち上げ、柱と柱の間に梁・桁を架けて建物の主要な構造材を組み立てる工事です。建て方をする際は、6~10人の大工さんが必要です。

8 構造工事 (所要目安日数 10日)

上棟式とは、新築の際に行われる神道の祭祀のことです。屋根の構造材が組み上げられた後、屋根裏となる棟木に地鎮祭で頂いたお札を貼り、建物が無事であるようにとの願いを込めて行われます。絶対にしなくてはならないというものではありませんが、この先建物が無事に完成することを願う儀式で、大工さんやその他工事の関係者をねぎらう機会でもあります。

構造材が組み立てられた後、まずは屋根工事から始めます。資材を雨に濡らさないためにも、屋根の構造材の上に構造用合板を貼り、その上に透水シートを施工します。バルコニーがある場合は、バルコニー部分の防水工事も行われます。

11 床・壁・サッシ取付 (所要目安日数 14日)

屋根工事が完成したら床や壁、サッシの取付工事を行います。窓サッシのほかに玄関ドアも取り付けられ、毎日の工事終了後には工事用のキーで施錠が行われるようになります。サッシ設置工事が終ると、JIO(日本住宅保証検査機構)による外装下地検査を受け、検査をクリアしたら外壁部分に透湿防水シートを張り外壁下地をつくります。また、木質系下地や外壁の軸組に、直接防蟻剤を散布し防蟻処理も行われます。

石膏ボードをつける前に、電気工事士が家じゅうのスイッチやコンセントを設置します。また、コンセントやスイッチの場所が決まったら、断熱施工を行っていきます。壁や床、屋根の内側部分までまんべんなく断熱材を張り巡らせます。その上から石膏ボードを貼ると下地工事の完成です。天井・壁・床の下地工事が完成したら、クロスやフローリングやタイルなどを貼ります。

透湿防水シートが貼られた外側に、外壁材(サイディング)が取り付けていき、サイディングの継ぎ目をコーキングします。

クロスやフローリング材の施工と同時進行で、大工さんが棚や押入れ、階段や手すりといった造作工事を進めていきます。建具については、既製品であれば大工さんが設置しますが、オリジナル品は建具屋さんの作業となります。

外壁工事・屋根工事が終わり、造作工事によって階段も完成したら、足場が外されます。足場は、専門会社が組み立てから撤去まで行います。足場が撤去されるとお家の周りの外構エクステリア工事が始まります。

電気工事士により、スイッチやコンセントカバーなどの最終調整と、照明器具やエアコンなどの設置が行われ、建物全体の電気を管理する配電盤を設置します。その後、ユニットバス・システムキッチン・洗面台・トイレ・換気扇・24時間換気システムなどの設備の設置が行われ、電気配線・ガス配管などの調整を行います。

庭や駐車スペースといった家周りの部分の工事を外構工事といいます。駐車スペースに土間コンクリートを打設したり、目隠しフェンスやカーポート、ウッドデッキなどの金物工事をしたり、玄関アプローチや植栽、ポスト、門柱、立水栓、人工芝の設置など家周りの工事は全て外構工事となります。新築工事のコスト抑えるため、外構工事のみ入居後に見積りをとって自分で業者を選び、工事行う方も多いです。

広島で新築外構工事をご検討の方!

相見積もりOK!見積相談無料LINE相談可能新築外構工事、エクステリア工事、リガーデン工事のお見積りは株式会社FKへご依頼ください!

見積り依頼はここから

 

工事が終わったら、工事責任者が設計図面や仕様書などに基づき、建物全体に不具合がないか点検・確認します。万が一設計図面や仕様書と違っている場合、やり直しの工事を行います。その後、検査機関による竣工検査も受け、合格すれば新築工事完了となります。

 

建築主による仕上がりの点検・確認が終わり、不具合の改善もでき、建築主が建物の仕上がりに納得できれば鍵の受け渡しと保証書の発行が行われ、お引渡しとなります。

 

 

以上が一般的な流れと期間をご紹介しました。新築工事は段取りよく工事が進めば、約4ヵ月で完成します。

着工前から綿密な計を立て、沢山の業者や職人の手による工程を経て大切な家は完成するのですね。

 

 

 

トップへ戻る
タイトルとURLをコピーしました