バルコニーって必要？なぜバルコニーの無い家が増えているのか

近年ではお家を建てる際にバルコニースペースを造らない家が増えています。

その背景にはどんな理由があるのでしょうか？また、バルコニーのメリットとデメリットとはどんなものなのでしょうか？

バルコニーのない家が増えている理由

大きな理由のひとつとしてランドリールームの普及があります。バルコニースペースは洗濯物を干す目的で使用されることが多いですが、都市部などでは土地の価値が高く、限られたスペースを効果的に利用する必要があります。そのため、バルコニーのスペースを省いて室内に洗濯物を干すスペースを増やすことで、より機能的な住宅を提供することができます。

またバルコニーは定期的な清掃やメンテナンスが必要です。バルコニーのない家では、このようなメンテナンスやコストを削減することができます。特に、高層建築物やマンションでは、共有の屋上テラスやコミュニティスペースを提供することで、住民が屋外空間を利用できる場合もあります。

バルコニーのメリット

　バルコニーは屋外スペースを提供し、家の中にいながら自然の風や光を取り入れられるので、洗濯物を干して乾かすスペースに利用されます。また開放感があり、リラックスやリフレッシュに適した場所です。
　植物を育てたり、読書や食事をしたり、小さなパーティーを開いたりするためのスペースとして活用することができます。特に都市部に住んでいる場合でも、バルコニーは屋外での活動を可能にします。
　バルコニーがあることで、部屋に自然の風を取り入れることができます。また、バルコニーに面した窓からは豊富な自然光を受けることができます。これにより、室内の換気や照明の負担を軽減することができます。

バルコニーのデメリット

　屋外に面しているため、他の人々からの視線にさらされる可能性があります。近隣の建物や通行人に見られたり、騒音の問題があるかもしれません。
　屋外であるため、汚れやほこり、植物の手入れが必要になります。定期的な清掃やメンテナンスが必要です。また洗濯物を干している際、雨が降ると濡れてしまう場合があります。これは多くの方が経験したことがあるのではないでしょうか…
　バルコニーは一般的に室内よりも狭いスペースです。大きな家具や物を配置するのは難しい場合があります。また、小さなバルコニーでは十分な座席スペースを確保することが難しいかもしれません。

バルコニーのメリットとデメリットは、個々の好みや生活スタイルによって異なる場合があります。自分のニーズや環境に合わせて、バルコニーを活用するかどうかを判断することが重要です。

ランドリールームって？

ランドリールーム（Laundry room）は、家庭や建物内に設けられた洗濯物を洗濯・乾燥するための専用の部屋やスペースです。一般的には、洗濯機や乾燥機、洗濯洗剤や柔軟剤の収納スペース、洗濯物のための棚やハンガーラック、作業スペースなどが含まれています。

ランドリールームに専用のスペースがあることで、その騒音を他の部屋や居住空間から遮ることができます。また、洗濯時の湿気もランドリールーム内に閉じ込められ、天候に影響されずお洗濯が可能です。さらに他の部屋への影響を最小限に抑えることができます。

また洗濯物のための作業スペースが備わっており、取り込んで畳む作業がしやすくなります。また、整理収納スペースも設けられているため、必要な消耗品などをまとめて保管することができます。

やっぱりバルコニー欲しかったな…というときは

またバルコニーをなしでお家を建てた場合でも後から必要だということになれば後から設置することもできるんです。日差しを取り入れられるサンルームやバルコニーは既存のお家に設置することができる場合があるのでぜひご相談ください。ウッドデッキやタイルのテラスと組み合わせてくつろぎのスペースにしても素敵ですね😊