雪対策におすすめの外構デザインと商品をご紹介します

雪国に住んでいると、冬の時期は雪かきや凍結などの対策が大変ですよね。今回は、雪が降る地域でも便利で快適に過ごすための外構デザインと商品をご紹介します(^^♪

外構計画をたてる前に

外構の計画をたてる前に、まずは自分が住んでいる地域の積雪量を調べておきましょう。カーポートなどのエクステリア商品には、たいてい、雪が降る量に応じて[豪雪地域][積雪地域][一般地域]の3つのタイプが用意されています。

積雪量の定義

豪雪地域

→積雪100㎝~

積雪地域

→積雪~50㎝

一般地域

→積雪~20㎝

雪対策のためのエクステリア商品

カーポート・サイクルポート

一般的なカーポートの耐積雪量は20㎝です。対して、耐積雪カーポートは、100㎝・150㎝・200㎝などとそれぞれ種類があります。※LIXILの場合

三協アルミ/G1-R/耐積雪量100㎝

また、カーポートには、柱が片流しタイプと両足支柱タイプがあるのですが、屋根を支える本数が多い両足支柱タイプのほうが強度は強くなります。

自社施工例/片流しタイプ

自社施工例/両足支柱タイプ

物置

物置もカーポートと同じように、種類によって耐積雪強度が決められています。メーカーによって呼び名は変わるのですが、本記事ではイナバ物置を例に解説します。イナバ物置では、[豪雪型][多雪地型][一般型]対応の3種類が用意されています。

豪雪型

→4500N/㎡(積雪150㎝以下)

多雪地域

→3100N/㎡(積雪100㎝以下)

一般形

→1200N/㎡(積雪60㎝以下)

イナバ物置

フェンス

雪が積もると、道路と敷地の境界線があやふやになってしまいますが、フェンスを敷地の境界線に設置しておくことで、敷地と道路を仕切ってくれます。

しかし、フェンスに大量の雪が積もると、破損の恐れがあるのでメッシュフェンスよりも、目隠しフェンスなどの比較的頑丈な種類を選びましょう。

玄関周り

雪が降る地域では、独立型の門柱よりも、玄関脇の壁にポストや表札を設置するのが一般的です。寒い日に外に出て郵便物や封筒を取りに行くのは一苦労なので、なるべく外に出ずに済むように、玄関近くに全てを簡潔させるのがおすすめです♪

 

立水栓

寒い地域で注意すべきなのが、立水栓の凍結です。1度凍ると中々溶けにくく、菅の破裂や水漏れの原因にもなります。冷え込みの激しい夜間や早朝は水を出しっぱなしにしたり、保温することで凍結を防止する方法もありますが、雪が降ると立水栓自体が埋まってしまうので、豪雪地域に住んでいる方は取り付けないという選択肢も視野に入れておくと良いと思います。

デッキ・テラス

デッキやテラスも積雪による破損には注意をする必要があります。ウッドデッキにおいて、雪かきをしたほうがいい積雪量の目安は約60㎝です。雪かきをする場合もコップやシャベルなどの傷つきやすい道具ではなく、柔らかいブラシや雪下ろし専用の道具をおすすめします!!

雪が降っても快適に過ごせる外構デザイン

アプローチ~駐車場には屋根を設置

人の出入りが多いアプローチ~駐車場には屋根を設置しましょう。アプローチとカーポートを一体化にすることで雨・雪に降られずに家と車の出入りが可能になります。

LIXIL

⇑カーポートの形を敷地に合わせて加工することで、野ざらしとなってしまう場所がなくなります

滑りにくい素材を選ぶ

雪がとけた後は、地面が凍って滑りやすくなってしまいます。

土間コンクリートの洗い出し仕上げレンガインターロッキングは滑りにくい素材なのでおすすめです。逆にタイルや土間コンクリートの金鏝仕上げなどは表面がつるつるで滑りやすいので注意しましょう。

 

最後に

最後までお読みいただきありがとうございました♪

雪国に住んでいるからと言って、カーポートなどの設置を諦めてしまう方もいると思いますが、あえて設置することで、雪による被害を防ぐことも可能になります。

住んでいる地域の積雪量にあったエクステリア商品を選んで、快適な生活を送れると良いですね(#^^#)

広島で外構工事をご検討中の方はぜひご相談ください🐣

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