敷地に電柱がある際の外構のつくり方。注意事項とメリット/デメリットを解説

自宅を建てる敷地を購入する際に、稀に“電柱”が敷地内に立っていることがあります。電柱があることで、外構工事をする際にデメリットや注意点があるのではないかと不安に思う方もいるのではないでしょうか。

今回は、自宅の敷地に“電柱”がある場合の外構のつくり方注意点を、外構屋が詳しくご説明します!

「電柱」ってなに?

変電所におくられてきた電気を各家庭に送るために必要な設備を“電柱”“配電線”といいます。電柱には配電線をはじめとして様々な部品が取り付けられており、私たちの生活を支えてくれています。

電柱の種類

電柱には…

①電線がかかっている“電力柱”

②インターネットや電話などの通信線がかかっている“電信柱”

③電線と通信線がかかっている“共用柱”

の3種類があり、「電柱番号」によって見分けることができます。見分け方は、各電力会社のWebサイトに詳しい説明があるので、気になる方は検索してみてください♪

※参考:関西電力送配電Webサイト

理解しておこう!電柱の危険性

街中でよく見かける電柱ですが、場合によっては危険な事故につながる構造物です。電線に物が引っかかると“感電”の恐れがあり、敷地内に通っている電線は日常生活のなかでも注意が必要です。

土地の購入前/後に必要な手続き

土地の購入前

電柱がある土地を購入する前に、“電柱の管理者”を確認しておきましょう!さきほど紹介した電柱番号と一緒に管理者も記載されています。

土地の購入後

▶管理者への連絡

購入前に確認しておいた、“電柱の管理者”に問い合わせを行いましょう。

▶補償契約や協議の必要性

自宅を新築する場合は、電柱の位置・設置について協議が必要になります。

▶電柱の移設

もし、移設する場合には多額の費用がかかるので、相場も理解しておきましょう。

※参考:大東建託リーシングWebサイト

電柱のメリット/デメリット

メリット

・敷地内に電柱があると“電柱敷地料”がもらえる

デメリット

・電線に鳥が集まることにより糞や鳴き声の被害

生活動線に影響する可能性がある

電柱が外構工事にあたえる影響

外構デザインを考える際に、注意しなければいけないのが“電柱の位置”です。人や車が出入りするためには一定の幅が必要になるので、電柱が邪魔になる場合は、管理者と話して事前に移設を行っておきましょう!

移設が行えなかった場合は、生活動線を配慮しながら、外構デザインをつくっていくことになります。弊社では、電柱がある場合も想定して、平面図・イメージパース図を作成させていただいております。

⇓電柱が敷地内にあるお家のリガーデン工事

Before

After

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